体験学習の基本的な考え方

株式会社オールウェイズスマイルは、
学習者中心の学習法である「体験学習」を重視します。

「教わる」よりも大切なことは、具体的な体験を通じて自らの実感と気づきから、体験を学びに変換して生活する現場に活かされるように、身につけることです。

例えば、水泳や、自転車のように子供の時の遊びから学び身につけたものは生涯忘れることのない、いつでも使えるユースフル(役に立つ)なスキルとなっています。

体験学習は、楽しみながら仲間とともに身体を使い、頭を働かせ、心を動かし、その学びを生活や仕事という日常の場で活かすための学び方を学ぶ学習でもあります。

体験学習
(Experiantial Learning)

体験学習は、学習者中心の学習です。

体験学習は、学び方を学ぶ学習です。

主体はあくまでも「私」です。

体験学習は、現実(リアル)な学習です。
今,ここで起きているいること、が素材でありテキストとなります。

今、ここで起きていることは、もしかしたら普段の生活の場である家庭や職場、上司や部下との関係でも起きていることかもしれないのです。

体験学習は、人との触れあい、人を助け、助けられ協働する学習です。
他者は自分を映す〝鏡〟となって、より深い学習が促進されます。

体験学習は、試みる学習です。
まず「やってみる」こと。
それがスタートです。
可能性への挑戦こそが新たな価値を創造します。

体験学習イメージ

体験学習を取り入れる目的

参加する人たちが〝体験を通じて学ぶ〟ための支援。
考え方、姿勢、行動、他者との協同を体験することで、参加者が将来に起こりうる状況に適切に対応できる力をつけることにあります。

実習
(Structured Exercise)

株式会社オールウェイズスマイルは、体験学習の素材として様々な実習プログラムを豊富に用意しています。

実習には、妊婦の方や高齢者の方でも安全に参加できる室内で行うものや、ウエットスーツにヘルメットで沢に入り滝を登る、あるいは、人間の身長の2倍以上もある4メートルの垂直な壁を乗り越えるなどの野外での実習があります。

また福祉施設での障がいを持つ人たちへのお世話活動、児童施設での子供たちへの支援、街中での清掃活動や、相撲部屋での朝のぶつかり稽古の見学などどれも参加者が価値を得るのに必要な、非日常的な状況を構成する設定です。

事前にファシリテーターが主催者と綿密なうち合わせの上、研修目的から最適なプログラムをデザインします。

これまでの実施例と参加者の声

丹沢山系での沢登り(残雪や凍結した氷もある時期)

超有名IT企業A社
・再生のためのチームビルディング
『困難な状況にあっても希望、ビジョンがエネルギーとなること。互いへの関心、声かけ、ちょっとした
相手への思いやりが前に進む力づけになることが確認できた』

高さ4メートルの垂直な壁を乗り越える

新潟県の優良企業A社
・自分で決めつけているリミット(制限)を超える創造性の発揮とチームワーク
『自分の身長の2倍以上もある壁を乗り越えるというのは無茶な課題と思っていた。でも達成できた。やる、と決め、そう腹をくくると「いかにできるか」って考えることができた。やる前は「いかにできないか」とばかり考えていた。普段の自分の仕事もそうだったように思う』

本栖湖でロープと数本の材木からイカダを造り、ポイントを周回してくる

大手化粧品S社
・幹部社員間のつながりの強化とマネジメントの基本、原点に立ち返る
『勝つためには、PDCAのサイクルをしっかり廻すことと、関係する人たちとの丁寧なコミュニケーションが求めれることを忘れていたかもしれない。それぞれが自分なりに頑張っていても部分最適は全体最適とはならない。もっと私たち(幹部社員)は謙虚になって他者の話に耳を傾けよう』

富士山麓での俳句づくり

学校法人O
・リーダーのための概念化(コンセプチュアル)スキル強化
『俳句は季語などいくつかの決まり事があり、五七五とたった17文字に自分を思いや世界観を込める。簡潔に表現して、人に伝わるものが良いコンセプトなのだと思った。また、そのためには良く観ること、じっくり眺めて感じること、自分自身とつながることが大切なのだと思いました』

体験学習による効果
(Effect of Experiantial Learning)

体験学習効果のイメージ

どのような実習があるか
(体験学習の種類)

体験学習実習イラスト

*全ての実習は、通常の健康状態(平常に勤務している)人であれば、どなたも参加可能です。
*① ② ③ ⑤は、専門的なスキルを持つプロによる指導、サポートによって安全に実施されます。

ソフトスキルの強化

ビジネスにおいて同じ環境、同じ条件であっても人とは違う優れて高い業績を挙げる人がいます。これはスポーツの世界においても同様です。
彼らの行動を観察すると、指標・データ、数値といった定量的なデータを自らの効果性を示すエビデンス(evidence:証拠)として活用していることがわかります。

しかし、その根底には彼らの個々の体験に基づいて形成された、心の中にある物の見方や考え方、その人ならではの価値観、こだわり、セルフイメージなど定量的なデータだけでは見えてこないソフト・スキルが優れた成果を生んでいることを注視しましょう。

体験学習は、ソフトスキルの強化にとても有効です。

ソフトスキル

  • 観察力 <自分を客観視できる>
  • 対人感受性 <話が聴ける、共感性がある、柔軟性>
  • 達成志向  <ビジョン、責任感、使命感>
  • 区別化能力 <セルフコントロール、安定性>
  • ストレス耐性 <選択肢、冷静さ>
  • 向上心 <高みを目指す、プライド、目的意識>

快は解を生む

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